お宮参り・七五三

ご予約制となりますので、事前にご連絡をお願いいたします。
<祈祷受付時間 9:00~16:30>
尚、先約のある場合はご希望に沿えない場合がございますのでご了承ねがいます。
また、お宮参り・七五三の神社境内地(屋外)での撮影は以下業者へご依頼ください。
※ご家族の方による撮影は可能です

一、初宮参り(お宮参り)

初宮参り(はつみやまいり)とは、赤ちゃんが無事に生誕1ヶ月目を迎えたことを産土神に感謝して報告することを指します。

通常、単に宮参り(お宮参り)というと初宮参りのことを指します。 日本には赤ちゃんの誕生と健やかな成長を願って、生誕約1ヶ月目に両親と父方の祖母が付き添って神社にお宮参りをする風習があります。

現代では父方の祖母だけでなく、母方の祖母が付き添うことも多くなっています。一般的に男の子は生後31日や32日、女の子は32日や33日に行われるようであるが各地域で様々でなようです。

最近では主に生後1ヶ月頃に行われていることが多くなっています。 赤ちゃんに「白羽二重」の着物を着せ、紋の付いた祝い着を上から羽織らせる形が正式なものであります。両親も正装が望ましいとされています。

二、七五三

七五三(しちごさん)とは、7歳、5歳、3歳の子供の成長を祝う年中行事です。 男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の年の11月15日に、成長を祝って神社・寺などに詣でる年中行事(神社庁より)です。本来は数え年ですが、現在は満年齢で行われる場合が多いようです。地方によっては男の子の3歳を行わない所もあります。

現在では全国で盛んに行われているが、元来は関東圏における地方風俗でありました。旧暦の15日はかつては二十八宿の鬼宿日(鬼が出歩かない日)に当たり、何事をするにも吉であるとされていました。

また、旧暦の11月は収穫を終えてその実りを神に感謝する月であり、その月の満月の日である15日に、氏神への収穫の感謝を兼ねて子供の成長を感謝し、加護を祈るようになりました。

明治改暦以降は新暦の11月15日に行われるようになりました。 3歳は髪を伸ばす「髪置(かみおき)」、5歳は初めて袴をつける「袴着(はかまぎ)」、7歳は、それまでの紐付きの着物に代わって、本仕立ての着物と丸帯という大人の装いをする「帯解(おびとき)・紐落(ひもおとし)」の名残りです。

現代では行事に正装に準じた衣装(晴れ着)で臨み、洋服の場合もあるが和服の方が多い。少女(極稀に少年)は、この時に初めて化粧(厚化粧の場合が多い)をして貰う場合が多く、奇数を縁起の良い数と考える中国の思想の影響もありました。 近世までの日本は、現在の開発途上国と同様の状況(栄養不足・健康への知識不足・貧困など)が原因で乳幼児が成人するまでの生存率はきわめて低く、その様な事から乳幼児の生存を祝う節目として定着しました。男児が女児よりも早く祝うのは後継者としての意味合いもありましたが、医療技術が発達する現代までは女児よりも男児の生存率が低かったためです。

当宮では初宮詣・七五三のご祈願も心をこめてご奉仕しておりますので、ご家族そろってご来宮ください。

七五三の期間中、指定業者による着付け・撮影を承っております。